産経新聞大阪社会部「ラーメン部」と大阪に本社があるエースコックが共同開発したカップラーメン「産経新聞 大阪ラーメン」2019年4月発売版を食べました。
シリーズ8回目となる商品で、今回は「大阪産の泉州たまねぎのうま味を生かした「あまから醤油スープ」が特徴」とのことです。
パッケージは、はるき悦巳さん作の大阪を舞台とする漫画「じゃりン子チエ」のイラストをメインとしていて、目を引きます。
カップのふたを開けると、麺の上にかやく入り粉末スープと調味油の袋が入っています。
袋を出し、麺にかやく入り粉末スープをかけた状態です。スープの素の色が、灰色と茶色の間のめずらしい色です。また、メイン具材の揚げ球と鶏肉そぼろが固められて入っているのも特徴的です。
お湯を入れ3分待ち、調味油を入れ、全体をまぜた完成状態です。スープに揚げ球と鶏肉そぼろが広がり、表面には調味油が浮かんでいます。タマネギの良い香りがします。お湯を入れる前とかなり変化があります。
まず、スープと揚げ玉と鶏肉そぼろの組み合わせがおいしいです。量はそれほど多くありませんが、やや太めのコシのある麺が良く合います。
全体的には、スープの色は濃く、浮いた油もあり、しつこいような印象を受けますが、食べてみるとしつこすぎることはありません。たまねぎ味を活かしたあまから醤油味のスープと具材の揚げ玉、鶏肉そぼろ、麺の組み合わせが良い、かなり工夫されたおいしいカップラーメンでした。